誰もが熱狂するYOSAKOIとは!?
戦後の混乱の中、復興への意欲を盛り立てようと高知県で始まったものが「よさこい祭り」です。
この「よさこい祭り」は、世の中の動きや流行と密接に関わりあいながら、自由に変化し続け、老若男女を問わず人々のの心をひとつにしてきました。
この自由な祭りは「情熱」「笑顔」「感動」が伝統といえるのかもしれません。
ちなみに「よさこい」とは「夜さ来い」。
つまり「夜に来てください」「今夜いらっしゃい」という意味です。
YOSAKOIの見どころ
【鳴子】
YOSAKOI祭りに欠かせない楽器で、踊り子のお守りような存在です。
伝統的な形は朱色の木製ボディに黒と黄色のバチが付いた形状です。
ほとんどのチームが衣装に合わせて、色や材質、形までアレンジし使用しています。
【衣装】
自由度の高いよさこい祭りの魅力の一つは衣装です。
色もデザインも自由なので、多くのチームがテーマに合わせて衣装を作り、その個性あふれる踊りに彩りを添えています。
【音楽】
曲の一部にその地方の民謡のフレーズを使用すれば良いというのが一般的で、現在では多くのチームが自分たちでオリジナル曲を制作し、そのスタイルは正調のよさこい節から、ロック調、サンバ調と様々。
このような自由度の高さが、若い人たちに受け入れられ、日本各地に広まった大きな理由ではないでしょうか?
【振付】
観客の心を魅了し、踊り手本人の心をも満足させているのは「踊り」そのもの。
知らなかった者同士が一体となって、ひとつの踊りを仕上げ、観客の前で披露します。
開放感・連帯感・一体感・充実感・満足感・・・踊りはいろんな価値観を含んでいるのです。
そして一番大切なのは、やっぱり笑顔です。その笑顔に観客は引き込まれていくのです。
【メイク】
YOSAKOIのメイクは、鼻筋と頬に白線、目元に赤いラインというのが一般的ですが、チーム毎に様々アレンジされています。真紅の紅をさし、歌舞伎役者さながらのメイクも見どころのひとつです。